2021年7月16日
あおぞら銀行のWebメディア「BANK The Story」で木製ダンベルMOKKIN(木筋)が紹介されました
インテリアになじむ木製ダンベル、と紹介されました。
掲載ページはこちらTRANITUREの木製ダンベルMOKKIN(木筋)約1.1㎏ 2本セット 日本製
自宅で筋トレしていても、長く続けるのはなかなか難しいもの。気づけばトレーニング用の器具が押し入れにしまわれている......ということはよくあります。
「MOKKIN(木筋)」はお部屋の雰囲気に溶け込む、おしゃれな木製ダンベルです。
目につくところに置いて、いつでもワークアウトできる。そんなアイテムをご紹介します。
ダンベルと気づかれない洗練されたフォルム
「MOKKIN」は高さ20cmの円柱型。外側が木製ですが、中に鉄のおもりが入っていて、重量は約1.1kg。カラーバリエーションはブラウン・ライトブラウン・ダークブラウンの3色です。
リビングやダイニングに置いていても違和感がない、シンプルで飽きのこないデザインです。
オブジェ感覚で飾っていても、ダンベルだと気づかれないのがいいですね。
さっそく実際に使ってみました。まずつかんでみると、木の温もりがやさしい。流線形のカーブが肌にフィットして滑りません。持ち上げてみると、意外にしっかりと重さがあります。
筆者は身長154cmと小柄なので、これを2つ使えば日常のトレーニングにはちょうどよい負荷だと感じました。
横と頭上と前方と、ダンベルの上げ下げを30回ずつやってみました。少し息が上がって、いい感じに鍛えられている気がします。
トレーニングが終わったら目につく場所に置いておける。これなら、リモートワークや家事の隙間時間にも頻繁に続けられそうです。
開発の原点は「自分が欲しくなったもの」
「MOKKIN」を開発したTRANITURE(トラニチャー)創業者の平澤栄樹さんにお話を伺いました。ブランド名はTraining(トレーニング)+Furniture(家具)の造語で、家具のように生活空間に置けるトレーニング器具がコンセプトです。
開発の発端は、平澤さんが環境の変化でジム通いできなくなったことだったそう。バスケットボールのアマチュア選手として活躍し、トレーナーとしても働いていたという平澤さん。家ではダンベル運動や腕立て程度しかできず、本格的なトレーニングベンチが欲しくなりました。
「でも一般的なものは、家に置くと部屋の雰囲気を壊してしまう。だったら、家具のようなデザインのものを作ればいいのだと思い立ちました」。周囲にはジム通いできていない友人もいて、母親にアイデアを話すと「私も欲しい」と興味を示しました。これはニーズがあるかも、と神奈川県の家具製作会社の職人さんに相談していく過程のなかで、「ダンベルも作りたいね」という話になります。
平澤さんはどのような形のダンベルがいいか考え始めました。「これは!」と思う形のものを見つけるとパチンコ玉を詰めて、実用できるか試したこともあるそう。試行錯誤の末、表面は木で中に鉄を入れる形が見えてきたところで、神奈川の職人さんに再び相談し、試作品を完成。
そして量産化するために、地元埼玉の椅子工房・星亀椅子工房に相談に行きました。
埼玉県さいたま市で45年間続く星亀椅子工房は、2008年にグッドデザイン賞を受賞。建築家やデザイナーの要望にも応えられる巧みな技をもち、美術館・学校・旅館から特注品の椅子や家具の修理などの注文を多数受けています。
平澤さんが木製ダンベルのことを相談すると、5つものカラーバリエーションを作ってくれたそう。「MOKKIN」のやさしい流線形は熟練の職人さんの技術があってこそのものでした。その後、完成品をクラウドファンディングに出品し、約40名の支持を得てプロジェクト達成。2018年の秋には一般発売となりました。
ちなみに、トレーニングベンチは2017年に自分用の試作品を完成。その後、さいたま市の家具製作会社HAND creative factoryの協力を得て改良を重ね、今年6月にやっと一般販売できたそうです。
「MOKKIN」を購入してくれる人は若い女性が多いかと予想していたという平澤さん。実際は男女問わず、50代~70代の人も多いそうです。約1.1kgと適度な負荷なので、世代を選ばずトレーニングに使えるのでしょう。
一つ一つ丁寧に手作りされた木製ダンベル。いつまでも相棒としてそばに置いておきたくなる、おしゃれなアイテムです。
とご紹介いただきました。